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働き方”デメリットは誤解だった?「派遣薬剤師」の不安や疑問にお答えします!”

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結婚・妊娠・出産などのライフイベントを経て復職を考えている女性薬剤師のみなさん、パート・アルバイトといった働き方もいいですが、「派遣」として働いてみるのはいかがでしょうか?「派遣」と聞くと事務職などデスクワークの職種が多いと思われがちですが、薬剤師も派遣で働くことができ、実は女性にとても適した雇用形態なのです。
そうは言っても、派遣っていろいろ不安...」と思われる方も少なくはないでしょう。そこで今回は、世間一般で派遣のデメリットとされている点は実際どうなのか、派遣薬剤師に関する疑問を解決していきます!

ネガティヴな「派遣」のイメージ、その実態は...?

「派遣社員」と聞くと「高収入」「スキルが高い」「定時で帰れる」といったメリットと同時に、「職場がコロコロ変わる」「次の仕事が見つからないかもしれない」「不安定」といったマイナスイメージも浮かぶ方が多いのではないかと思います。
しかし、そのようなネガティヴなイメージは実際は誤解であることがほとんどなのです。

イメージ① 派遣が高時給なのは裏がある?!

一般的に、直接会社に雇用されているパート・アルバイトより高い時給で勤務しているのが派遣社員です。それは薬剤師業界においても変わりはないのですが、「派遣が高時給なのは何か裏がありそうで怪しい...」と気になっている方も多いのではないでしょうか。「職場がすごくブラック」「毎日忙しすぎる」など、問題がある職場だから高い時給が設定されているのかも...と考えると、いくら高収入であっても派遣には踏み出せないですよね。
しかし、薬局が派遣会社を利用してでも薬剤師を雇いたい実際の理由は「人手不足で急募だから」です。確かに派遣会社に紹介を依頼する金額は決して安いとはいえませんが、その分、自社で求人を出して面接をする手間を省くことができる、提示した条件に合致した方を探してもらえるので理想の人材を短期間で確保できるなど、「とにかく少しでも早く採用したい」という薬局にとっては結果的に利点が多くなるのです。
さらに、すぐ実務に入れる薬剤師を求めている場合が多いため、即戦力となるスキルを見込んであらかじめ高めの時給を設定しているという面もあります。そのため、派遣で勤務する薬局はどこも「ある程度忙しい」のは事実ですが、「ブラック」「忙しすぎる」といった「裏事情」について心配する必要はほとんどありません。
また、他職種では都市部へ行くほど給与が高くなりますが、薬剤師はその逆で地方に行くほど給与が高くなる傾向にあります。交通の便が悪いなどで働き手が少ない地方の薬局では、正社員の給与だけではなく派遣の時給も高く設定して薬剤師を集めているので、「とにかく稼ぎたい」という方は派遣期間だけ地方に引っ越して働くというのもひとつの方法です。

イメージ② 派遣は社会保険に入れなかったり有給が取れない?!

「福利厚生(各種保険)や有給などの面で不利になるのでは?」というのも派遣や契約社員といった非正規雇用に対するイメージのひとつではないでしょうか。
しかし、派遣薬剤師として働く場合、雇用主は派遣先の薬局ではなく派遣会社となるので、派遣会社が用意している社会保険へ加入することができます。保険に加入できる条件は正社員、派遣、パートといった雇用形態ではなく、継続して雇用が見込まれている期間や労働時間が基準となっており、法的にも条件を満たす労働者を加入させることが義務付けられています。なので、各種保険は法定通りに加入できると考えておいて大丈夫です。
また、そのほかの福利厚生も派遣会社が提供しているものが適用されます。場合によってはあまり福利厚生に力を入れていない中小規模薬局の正社員より、派遣薬剤師の方が手厚い福利厚生が受けられるということも。有給休暇も労働基準法で定められた、すべての労働者に認められた権利ですので法定通りに発生・取得が可能です。「派遣だから有給がない」ということはありません。

イメージ③ 契約を切られてしまうと仕事がなくなる?!

確かに派遣薬剤師は「人員不足の穴埋め」という位置付けの場合が多いうえ、高い時給に加えて派遣会社に手数料も支払っているので「コストの高いスタッフ」であることは否めません。
なので、新しく正社員やパート・アルバイトの採用が決まったり繁忙期が過ぎたりすると契約が更新されないこともあります。派遣法では最長3年まで同じ派遣先で就業できることになっていますが、薬局にいたっては3カ月〜半年で契約期間終了となるケースが大半です。
しかし、実際は派遣薬剤師の勤務態度や実務能力に問題がなければ、更新されるケースが大半です。薬剤師WORKERでもほとんどの薬剤師が半年以上続けて同じ派遣先で就業していますので、そこまで心配する必要はありません。さらに、派遣会社とは「1カ月前に更新有無を通知する」という取り決めを交わしますので、「来週から急に無職になってしまう」という事態もありません。現在の就業先で更新がなかったとしても、終了までの1カ月のあいだに次の職場を探してもらうことができます。ただし、閑散期となる時期は多少求人も少なくなりますので、その心構えだけはしておいてください。

こんなことも気になる、派遣薬剤師Q&A

派遣という働き方は、思っていたよりデメリットが少ないということをお分かりいただけたと思います。「でも実際に働くにはまだちょっと...」という方へ向けて、次は派遣薬剤師についての疑問にお答えしていきます!

派遣でも時短で働ける?

Q.妊娠を機に以前の職場を退職しました。そろそろ子どもを保育園に預けて働きに出ようかなと思っているので、お迎えに間に合うよう15時に退勤できる職場を探しています。同じ時間働くならパートより高収入な派遣で働きたいのですが、時短勤務希望でも仕事を紹介してもらえるのでしょうか?

A.もちろん時短勤務や扶養内での勤務も可能です。派遣会社の営業担当者に働ける時間や曜日を伝えておけば、その条件に合う仕事を探してもらえます。直接雇用のパートだと自分では交渉しにくい部分もありますが、派遣なら多少条件が合わない職場でも担当者があなたのスキルや人柄をアピールしてできる限りの交渉をしてくれます。先ほどもお話した通り、薬局側もできるだけ早く人員を確保したいと思って派遣会社を利用しているので、条件の融通を利かせられることが多いのが派遣のメリットです

ちゃんと人間関係を構築していけるか心配

Q.短期間で職場が変わるとなると、毎回1から人間関係を作り直さなければいけないのが不安です。ほかの職種でも派遣は就業先での立場が弱いとか冷遇されるとか聞くし...。

A.あらかじめ派遣会社の営業担当者に派遣先の雰囲気や、以前に派遣を雇ったことがあるかなどを確認できます。口頭の説明だけではやっぱり不安というのであれば、担当者同行のもとで派遣先の見学や顔合わせをすることも可能。もしも働き始めてから人間関係で悩みや困ったことが出てきたら、担当者に相談すれば随時フォローもしてもらえます。また、派遣の場合は反対に「短期間だから」と割り切って働けるという考え方もできますよ。

スキルが高くないと仕事がないのでは...

Q.派遣って時給が高い分、スキルが高い人じゃないと就業できないのではないでしょうか?自分じゃ仕事が見付からないかも...と思うと踏みとどまってしまいます。

A.確かに派遣で求められるのは「即戦力」です。しかし、派遣薬剤師は薬局の運営に関する業務より調剤・投薬などが中心となるので、そのような基本業務が問題なく行えれば心配はいりません。 目安としては調剤経験1〜2年程度ですが、どうしても自信がなければその旨も遠慮せずに営業担当者に相談してみてください。あとは派遣先のやり方やルールにすぐ順応できる力があれば大丈夫です!

まとめ

派遣薬剤師が高時給なのは「急募」「即戦力になる」から
派遣でも各種保険に入れる、有給も取得できる
薬剤師不足なので、仕事が途切れる心配は不要
時短勤務OK、スキルや経歴に自信がなくても大丈夫
職場の雰囲気は事前に確認できる

派遣は退職金やボーナスが出ないという点ではデメリットもありますが、パート・アルバイトでもそれらを支給する薬局はまだまだ少ないのが現状です。それならば、限られた時間で少しでも時給が高い働き方をする方が効率が良いと思いませんか?
それに派遣ならば、お子さんの夏休み期間やご主人の長期休暇中は仕事を入れずに家族と過ごすという生活スタイルも叶います。まだお子さんがいらっしゃらない方にとっても、ご主人の転勤に合わせたり妊娠の計画を立てながら働けるのが派遣の大きなメリット。復職を考えている女性薬剤師の方は、ぜひ派遣という働き方も考えてみてくださいね。

薬剤師WORKERでは派遣求人も取り扱っております。もちろん、派遣についてほかに気になることがあればご相談だけでもOKですので、お気軽にお問い合わせください!

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