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etc.”海外留学でキャリアアップ”
薬剤師の男女の割合は女性が多く、これは日本だけでなく世界的に見ても同じことがいえます。女性でも活躍することができる薬剤師で、正社員・パート・アルバイト問わず、より高くキャリアアップを目指すのであれば「海外留学」をすることがおすすめです。そこで、ここでは女性薬剤師が海外留学するにあたり「知っておくべきこと」、そして「帰国後の働き方」についてご紹介します。
正社員・パート・アルバイト女性薬剤師が海外留学する際に知っておくべきこ
・生活面
正社員・パート・アルバイト女性薬剤師としてのキャリアアップに臨む前に、まず留学先の生活に慣れることが大切です。女性の場合、生理用品は日本から持っていくことが望ましいといえます。なぜなら、海外のものはサイズが大きかったり、吸収率が悪かったりすることがあるためです。また、化粧水や乳液などの基礎化粧品も、日本人の肌に合わないということがあるため、留学中に困らないよう大量に持っていくことをおすすめします。
・文面化
欧米には「レディーファースト」という文化が根付いていますが、これは仕事や勉強には適応しません。これにより、日本では優遇されてきたことが欧米では通用しないというケースも考えられるため、より気を引き締めて業務に取り組むことが大切です。
犯罪事情
留学先によっては、治安があまり良くなく、犯罪が多発しているエリアがある場合も。
パーティーやイベントなどに参加することは悪くありませんが、1人で足を運ぶことは危険です。参加する場合は、友人や仲間と一緒に行き、開催された趣旨をきちんと把握するようにしましょう。
また、地域特有の犯罪やそれらの防犯対策などの情報に敏感になることも大切です。自分の身を自分で守ることができるよう、情報収集は常に行いましょう。
留学から帰国した後の働き方
・製薬会社
製薬会社の場合、製薬業務だけでなく、MRやライセンスの分野での活躍が期待できます。
外資にも積極的にアピールすれば、正社員・パート・アルバイト問わずキャリアアップを目指すことができます。
・大学をはじめとする教育機関
『講師や准教授など、学生を指導する道に進みたい』という場合、海外での実体験は薬剤師育成に大いに役立てることができます。そのため、薬剤師として学生指導を行うというビジョンを描いている方は、積極的に海外留学することをおすすめします。
・病院勤務
必ずしも留学先で学んだことすべてを日本で活かせるというわけではありませんが、留学先で学んだ「意識の高さ」や「仕事にかける想い」は必ずや自分自身の糧となります。例えば、患者さんとのコミュニケーション医師や看護師とのチームワークなどに役立てることができるでしょう。また、正社員・パート・アルバイト同士のコミュニケーションを円滑に進めるにも、海外での経験はきっと役に立つはずです。
まとめ
正社員・パート・アルバイト薬剤師が海外留学する際は、留学先の生活面、文化面、犯罪事情などをしっかりと把握しましょう。 そして、そのうえで薬剤師としてのキャリアアップに励むようにしましょう。また、海外留学で学んだことを帰国後きちんと活かすことができるようにするためには、「留学後、どのような自分になっていたいのか」などとしっかりビジョンを据えることが大切です。留学を機に世界へと視野を広げ、薬剤師として幅広く活躍していきましょう。